で、さる伝で知り合った方からチケットまわしてもらったんですよ。
定価で。
最初は酒の席で「チケットが手に入らなかったんですよねー」なんて話してたら、
じゃあ回しますよ
なんて言われましてね。で、こっちも出先で数回あっただけの人が酒の席で言った話だったから話半分で聞いてたんですよ。
とはいえ、まあ、チケットは無いのも事実なんで連絡を取ってみたら、
「取っといてあるから大丈夫」
との返事。
代金いつ渡す? 幾らでいいの?
「当日でもいいですか? 代金は¥6500って書いてあるからそれで」
・・・? 今、なんと?
酒の席で出た話で、知り合いって言うより知ってるってだけの人が、話半分と思っていたことを、任せろって言っている。
このやり取りをしているのは7月に入ってからで、転売ヤーのバカみたいなふっかけを見てきた自分には全く理解不能だったデスヨ。
ナニガモクテキダ?????
日ごろネットの向こうには敵しかいない。と、考えているアテクシは、混乱状態でしたとさ。
そんな、定価なんて悪いよ。せめてもの礼にオフ行くんなら飲み代ぐらい出させてよ。
「お礼なんていいですよ。気持ちだけもらっときます」
・・・・・・・???????????????????
ポールPは思った。
話が、旨すぎる。
・・・しかし、もう日も無い。ここは一つ相手の話に乗ってみよう。
元々チケットは無いんだ。ネタでしたというならネタとして受け入れて、惨めな思いでオフに行けばいい。と。(ナレーション:田口トモロヲ)
で、不安な気持ちいっぱいで前日を過ごすデスヨ。
事前に聞いていた形態に電話してみれば当人出るし、向こうは物販列行くからそこでって待ち合わせも決めて、荷物のケミカルフレアに替えのシャツに制汗グッズの諸々その他
準備はー((いぇいいぇい)完璧!(はいはいっ)おやすみー(きゅんきゅんっ!)
全然眠れん・・・っ!!(・・・ざわ・・・)
相方から薬もらって、目覚ましチェックしてから就寝。
どうにも睡眠薬嫌いなんだよね。あの、眠りに引きずり込まれる感覚が特に。あの感覚が来ると、反動で目が覚めるのはワシだけなんじゃろうか?
翌朝。・・・7時50分起床。
6時半にセットした目覚ましが、鳴っていない。
消したらしい。
寝惚けて消さないように、起きないと届かないところにある目覚まし時計を。
アタフタしまくり、先方にも詫びの電話を入れると
「もう並んでるから、ゆっくりおいで」何ていうじゃないですか。
兎に角シャワー浴びて出撃ですよ。
ワタクシ会場からそう遠くないところ(といっても電車くらいは使うんだけど)に住んでいるため、何とか9時20分くらいには着いたんですよ。
で、もう200人くらいの列出来ていやがってざっくり見ても先方がどこにいるか解らない。
きょろきょろしてると、向こうがこちらをっ見つけてくれたです。
で、先方が開口一番
「1階と2階どっちがいい?」
・・・????????????????????????
益々解らなくなって、どっちでも見られればそれでいいと伝えたところ、
「じゃ、2階で。前の方の結構いい席だよ」
と
2階席の前の方(今更だが話をぼかさせて貰うよ)の本当にかなり良い所を、
定価で譲ってもらった。
まじで、疑心暗鬼に駆られていた事が情けなかった。
とはいえ、こんな幸運な話は普通無い。
お陰でライブも堪能できたし、オフじゃいつもBFBCで遊んでる人とも会えたしで大満足でしたよ。
結局、先方は親切な人だったんだね。
で、今、どんなお礼が出来るのか考え中なんだけど、何が出来るんだろう
?
兎に角これだけははっきり言える事だけど、紳士はいるんだな。
で、紳士から受けた恩義は、今度は自分が実践することで広めていくべきかなーって。
A君、これ見てるとは思わないけど言っておくよ。
不愉快かもしれないが、これが今回の一件の間の偽らざる気持ちなんだ。
ただ、本当に感謝してるって事だけは誤解しないでね。
マジ、リスペクトって事で!!
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